font要素 -- フォント (非推奨)

基本データ

font要素
文書型 適用 子要素 開始タグ 終了タグ 分類
Strict × 利用できません
Transitional インライン要素 必須 必須 インライン要素
Frameset

属性

固有属性

size="フォントのサイズ"(非推奨)
Strict: × | Transitional: △ | Frameset: △
フォントサイズを指定します。1?7までの値を記述するか、基準のフォントサイズに対する相対値を「+2」「-1」のように記述します。相対指定の値は1?7の範囲に収まるようにしてください。
color="フォントの色"(非推奨)
Strict: × | Transitional: △ | Frameset: △
フォントの色を指定します。
face="フォント名"(非推奨)
Strict: × | Transitional: △ | Frameset: △
フォント名を指定します。カンマで区切って指定した場合、左にあるものが優先されます。

解説

フォントのサイズ、色、種類を指定するための要素です。見た目に関する要素なので非推奨となっています。Strict DTDでは利用できません。

<font size="+2">文字サイズ+2</font><br>
<font size="-1">文字サイズ-1</font><br>
<font size="4">文字サイズ4</font><br>
<font color="red">文字色赤</font><br>
<font color="#0000FF">文字色青</font><br>
<font face="平成明朝,MS P明朝">フォントを変更</font>
文字サイズ+2
文字サイズ-1
文字サイズ4
文字色赤
文字色青
フォントを変更

CSSで代用

「色をつけたい」「文字を大きくしたい」と思ったときは、なぜ色をつける必要があるのか、文字のサイズを変える必要があるのかを考えてください。もし見出しを目立たせるためなら、見出しを表すh1?h6要素を使います。そしてスタイルシートで見出しの色や大きさを変えます。

<h2>Firefox入門 第1章</h2>
h2 {
  color: blue;
  font-size: 120%;
}

Firefox入門 第1章

もし強調したいために色を変えるのなら、強調する箇所をem要素strong要素としてマークアップします。

<p>ウェブブラウザには<em>安全で高速</em>な
Firefoxを推奨します。</p>
em {
  color: red;
  font-style: normal; /* 斜体を解除 */
}

ウェブブラウザには安全で高速なFirefoxを推奨します。

このように、見た目を変えるための要素より、文章の役割をあらわす要素を使うようにしてください。

Transitional DTDの定義

<!ELEMENT FONT - - (%inline;)*         -- local change to font -->
<!ATTLIST FONT
  %coreattrs;                          -- id, class, style, title --
  %i18n;                       -- lang, dir --
  size        CDATA          #IMPLIED  -- [+|-]nn e.g. size="+1", size="4" --
  color       %Color;        #IMPLIED  -- text color --
  face        CDATA          #IMPLIED  -- comma-separated list of font names --
  >

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