このエントリは古いです(2006/07/19)。 » Obook Plugin 1.0
紙がOperaに対応していないことを嘆いてみたり、Firefoxの拡張 ScrapBook を羨んでみたり、build 8265 ではMHTファイルの保存に対応したけど管理が面倒だとぼやいてみたりする、そんなOperaユーザーに朗報。
これはWebページの保存・管理がパネルから行える、Opera用 Webスクラップツール。対応OS・Operaは、
Current version 1.0 beta 3.
Support of the Opera 8 - 9
Only: win2k and more
とのこと。
さっきのページから OBSetup.zip (957Kb) をダウンロードして実行。
Next。
ライセンスに目を通し I sccept the agreement にチェックしてNext。ここでOperaが起動していると終了させろと怒られるので、素直に終了させて次へ。
Obook Plugin をインストールするディレクトリを選択してNext。デフォルトでは C:\Program Files\Obook Plugin 以下が指定されている。
Operaがインストールされてあるディレクトリを選択してNext。
各ツールバーにページ保存ボタンを作ったり、メニューに追加したりするかどうか。デフォルトでは全て選択されている。適当に選択してNext。
Wepページ保存先ディレクトリを選択してNext。デフォルトでは C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Obook Plugin 以下が指定されてある。
インストールディレクトリの確認。これで良ければ install を押す。
数秒でインストールが完了し、この画面になる。Run Obook Plugin Intergrator にチェックして Finish。
タスクトレイにアイコンが現れるので、早速Operaを起動させて使ってみる。
Obook Pluginパネルができているので開いて見ると、当然中身は空っぽ。そこで、生成されたボタンやメニューから試しにページを保存してみる。ボタンは追加したいツールバー上で右クリック » Customize » Appearance » Buttons Default で見付けることができる。メニューは見当たらなかったので、
Item, "Save with Obook"=Execute program, "C:\Program Files\Obook Plugin\Launcher.exe", "url=%U file=%S caption=%T", , "Copy mail to" & Save document
と自分で追記した。Opera/defaults/以下のiniファイルに書き込まれるみたい(1.0正式版では使用中のiniファイルへ書き込まれる)。
ボタンを押すなりメニューを選択するなりしてページを保存すると、パネルの中に無造作に放り込まれる。
あとはスクラップしたいページを見つけたらガンガン放り込んでやればいい。
右クリックメニューから、そのページのURLへジャンプしたり、タイトルやURLを編集することもできる。インポートやエクスポートもできるようだ。
別途ソフトを立ち上げなくても(立ち上がってるんだけど)簡単にページ保存ができて、且つパネルで管理ができるという点が素晴らしい。この手のツールを待ち望んでいた人は多いのではないだろうか。保存時に保存先ディレクトリを選択できないが、ガンガン保存して後から仕分けというスタイルなのだろう。また、上手くCSSが保存されないページがあるので、どうしてもスタイルを維持したい場合は自分でCSSを落してくる必要がある。とまあ、ここら辺はそのうち改善されるとして、ともかく、これでまた1つFirefoxを羨む要素が減りましたとさ。
フォーラムにスレッドが立っていたことを今知った(Friday, 24. February 2006)。
サイトタイトルが日本語の場合、文字化けすることがある。
build 8455以降のファイル一覧が表示されない問題について、以下リンク先のファイル obook.obk をObook Pluginインストールディレクトリにコピーすれば良いとのこと。
投稿者:芦塚 | 投稿日時: 2006年 3月14日(火) 13:54