文書型 | 適用 | 子要素 | 開始タグ | 終了タグ | 分類 |
---|---|---|---|---|---|
Strict | ○ | 空要素 | 必須 | 禁止 | head要素の子要素 |
Transitional | ○ | ||||
Frameset | ○ |
alternate stylesheet
」で代替スタイルシートを表します。外部スタイルシート、目次となる文書、別の言語で書かれた文書などの関連文書へリンクするための要素です。「リンク」と言うとa要素を使ったハイパーリンクを思い浮かべがちですが、「link要素で外部スタイルシートを指定する」「img要素で埋め込む画像のURIを指定する」など、関連するリソースのURIを示すならリンクであることに変わりありません。
別の言語で書かれたページや、別のメディア(プリンタ・携帯電話など)用のページがある場合に、rel="alternate"
とすることでそのURIを示すことが出来ます。
<link rel="alternate" href="english.html" hreflang="en" lang="en" title="Introduction to HTML in English" type="text/html">
<link rel="alternate" href="mobile.html" media="handheld" title="HTML入門(携帯電話用)" type="text/html">
これもlink要素に対応していないブラウザのために、a要素によるナビゲーションも用意したほうがよいでしょう。
仕様書では定められていませんが、rev="made"
で連絡先メールアドレスを示す方法がよく利用されます。
<link rev="made" href="mailto:foo@example.com">
rel="stylesheet"
を指定すると、外部スタイルシートを読み込むことが出来ます。type属性でスタイルシートの種類を指定します。(CSSならtype="text/css"
)
<link rel="stylesheet" href="default.css" type="text/css">
外部スタイルシートを指定する場合、title属性は特別な意味を持ちます。title属性の値はスタイルシートのグループ名を表し、対応するブラウザならグループごとにオン・オフを切り替えることが出来ます。title属性のないものは、常に有効な固定スタイルシートになります。
rel="stylesheet"
、title属性なし)<link rel="stylesheet" href="default.css" type="text/css">
rel="stylesheet"
、title属性にグループ名を指定)<link rel="stylesheet" href="theme1.css" type="text/css" title="テーマ1">
rel="alternate stylesheet"
、title属性にグループ名を指定)<link rel="alternate stylesheet" href="theme2.css" type="text/css" title="テーマ2">
このページには代替スタイルシートを用意しているので、対応ブラウザであればスタイルシートの切り替え機能を利用することができます。
media属性でスタイルシートを適用させるメディアを指定できます。
<link rel="stylesheet" href="default.css" type="text/css" media="screen">
<link rel="stylesheet" href="print.css" type="text/css" media="print">
<link rel="stylesheet" href="aural.css" type="text/css" media="aural">
このページには印刷用のスタイルシートを用意しているので、印刷プレビューなどの機能を実行すると、印刷用のスタイルシートが適用された画面が表示されます。
rel属性はその文書から見たリンク先文書の形式を表し、rev属性はリンク先文書から見たその文書の形式を表します。よって、次のタグは同じ意味です。
<link rel="next" href="page2.html">
<link rev="next" href="page1.html">
どちらも「page1.htmlから見て、page2.htmlは次の文書」となっていることを表しています。
<!ELEMENT LINK - O EMPTY -- a media-independent link -->
<!ATTLIST LINK
%attrs; -- %coreattrs, %i18n, %events --
charset %Charset; #IMPLIED -- char encoding of linked resource --
href %URI; #IMPLIED -- URI for linked resource --
hreflang %LanguageCode; #IMPLIED -- language code --
type %ContentType; #IMPLIED -- advisory content type --
rel %LinkTypes; #IMPLIED -- forward link types --
rev %LinkTypes; #IMPLIED -- reverse link types --
media %MediaDesc; #IMPLIED -- for rendering on these media --
>