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OPERAファーストガイドブック

OPERAファーストガイドブック

これはOpera6.01(日本語版)を対象としたガイドブック。興味本位でつい買ってしまった。

説明にもある通り、見開きで1つの記事を扱っていることもあってか非常に読みやすい。時折設けてあるTIPSや、カスタマイズ項目でボタンセット、カスタムパネルの作成方法を解説している点も良い。今はもう見ないメニューや設定項目もあるものの、改めて気付かされる点もいくつかあった。

ざっと読み終えてみたが、Operaの魅力と機能についてポイントを押さえて説明されており、全体的に良くまとまっている印象を受ける。キーボードショートカットやマウスジェスチャーの一覧表を用意する辺りも気が利いている。当時のOperaに出会ったばかりの人間には、打って付けのガイドブックと言えるのではないか。

また、付録CD-ROMにはOpera6.01(日本語版)のjavaあり・なしと、

の4つのツールが入っている。こんな感じで8.5用のガイドブックが出るとしたら、CD-ROMに収められるツールはこの中からどれが選ばれるのだろう……等と考えていて、そういえばTERRAZI氏が以下のように叫ばれていたのを思い出した。

そして集約した情報を一冊の本にすべきだ。やっぱり紙の本で読むのが一番わかりやすい。CD-ROMには便利なスクリプトや設定を詰め込んだ「全部入りバージョン」を収録。サポートツールも全部入りでランチャー付き。これでどうだ!

deblog - 優れた製品とは

確かに、紙面で読む方が何かと便利だ。無くなることはあってもページを開けないということはないし、先述のキーボードショートカットやマウスジェスチャーの一覧表なども、Web上で見るよりデスクの脇にあった方がちょっとした時に参照しやすい。

ただ、出すとしても、A5判で150ページ前後が限度だろう。それ以上厚くなると手に取るのが煩わしくなる(携帯の説明書とか)。もしパワーユーザー監修のガイドブックが出るとすれば、とてもじゃないがその範囲では収まりきらないだろう。すると某ゲームの攻略本みたいに、初級編・中級編・上級編と分けなくてはならなくなる……しかしそれだと余計煩わしい……

Opera.htmlの更新が止まって久しい今日を悲しみつつ、日本のパワーユーザーやOpera日本支社の今後に期待しよう、と無理やりまとめてみる。

投稿者:芦塚 | 投稿日時: 2005年 11月8日(火) 22:33

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