時々、次のような指定をしたサイトを見かける。
body {
font-family: "MS P明朝", serif;
}
指定される要素はbodyに限らんのだけど、MS明朝というのは当環境において「Webページの可読性を下げるフォント」だから、せめて、
body {
font-family: serif;
}
ならいいのになぁと思いながらも、以下のUserCSSを適用することにした。
* {
font-family: none !important;
}
これなら全ての要素のフォント指定が無効になる。うーん、MSゴシックやMS明朝をピンポイントで弾くにはUserJSなんだろうな。
ところで、上のようなfont-familyの指定は僕にとってtarget="_blank"とさほど変わらないのですが、そこにはやはり制作者側の意図なり狙いなりがあったりするのですか? または僕の知らないCSSのルールみたいなものがあるのですか? もし明確な意識や制約がないのなら、font-familyの指定は(なるべく)止めてほしいなぁ、と極めて遠慮がちに思う今日この頃。
念のために言っておくと、quaaさんが言われるように font-familyプロパティに none なんて値はありません。このUserCSSにおいては、別に hoge とか opera とか「フォント名ではない妙ちくりんな文字列」なら何でも構わないわけです。font-family: "" 等と空の値を指定した方がなんとなく良い気もしますが、仕様にないという点は変わりません。
今はこうしてます。
* {
font-family: inherit !important;
}
投稿者:芦塚 | 投稿日時: 2006年 6月19日(月) 01:59