F1 がクラッシュボタンじゃなくなった。
概要は Ashula.Info が簡潔でわかりやすいのでそちらで。以下は build9864 と build9903 のアドレスバー比較。
乱暴にまとめると、
ページの安全性レベルが低いページに出くわすと,灰色の”?”のアイコンが表示されて,ページの安全性についての詳細情報を確認できるようにしてあるらしい。
ページ内の全ての要素(註:HTMLのではなく,画像ファイルやCSSファイルなど)がEVで署名されてるときだけ南京錠アイコンあたりの背景が緑色になる。
こんな感じ? なお、セキュリティ情報ダイアログの様子も少しだけ変わっているのでついでにスクリーンショット。
もう一つの目玉は、同期機能のアイテムにメモ(notes.adr)が追加されたこと。別ディレクトリにインストールした build9903 で試してみたら、ちゃんと同期されていて芦塚は大いに喜んでおります。今のところ UI は用意されておらず SyncNotes でオン・オフするしかなくて、Opera リンク にもメモの項目が見当たらないけど、この調子で検索エンジン(search.ini)や認証管理(wand.dat)も同期できるようになるといいな。あ、認証管理はちょっとまずいかも。
修正点にFixed the internal "Execute program" command...
とあるのを見て喜んだのも束の間、これを書きながら僕はうそつき!と叫んだ。Opera_ex が動かないじゃないか。2ch Opera スレにもそういう報告がちらほら見えるけど、
[Link Popup Menu]
Item, "IEで開く" = "Execute program, "C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe", "%l""
[Document Popup Menu]
Item, "Firefoxで開く" ="Execute program, "C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe", "%u""
というやつならOKで、
[Link Popup Menu]
Item, "UserJSインストール" = "Execute program, "D:\wget\WGET.EXE", "-N -P D:\Opera\UserJS\default\ %l""
[Document Popup Menu]
item, "<a>" = "Execute program, "D:\Opera_ex\opera_ex.exe", "-u D:\Opera_ex\link.txt %u""
というやつだと「この拡張子に登録されているアプリケーションがありません」と怒られるみたい。この件に関しては、Fatal Error さんもどうも引数を一つとして認識してしまうらしい
と怪しんでいる。もっとも、Opera_ex は edvakfさん や suehiroさん が言われているような代替手段があるから、こうして何不自由なく記事が書けるわけなんだけども。
ところで、久々に Opera で http://mail.google.com/ にアクセスしたら、今までは白い画面が表示され続けていたのが、ちゃんと受信トレイが表示されるようになっててびびった。これはGmail の読み込みの問題を解決した
という修正のおかげ? それとも Google 側の歩み寄り? 前の build9864 でも 9.23 でもまともに表示されるみたいだから、build9903 固有の修正じゃなくて browser.js なんかなぁと思っているんだけど確証はない。
ちなみに、僕は Opera Mail + Gmail + IMAP でおいしく受信しているので gmail_2.0.js とかは入れてないです。
The Acid3 Test は前回と同じ79。また、前回の build 9864 使用中に Inspector IIXII が作成したクラッシュログは10個だった。うむ。
投稿者:芦塚 | 投稿日時: 2008年 4月10日(木) 05:37