最近のニュースではいろいろな略語が使われています。M&A、TOB、IPO…。略語の意味を知っている人はいいですが、知らない人は「???」です。略語を使うときは、abbr要素で何の略なのかを示すようにしましょう。次の例のように、title属性に略語の説明をつけます。
<p>
<abbr title="Advanced Technology Of Kana-kanji transfer">ATOK</abbr>なら
「もーむす」で「<abbr title="モーニング娘。">モー娘。</abbr>」に一発変換
</p>
ATOKなら「もーむす」で「モー娘。」に一発変換
略語をあらわすようそにもう一つacronym要素があります。仕様書によると、acronym要素は頭文字であることを示す
らしいのですが、abbr要素とどう使い分ければよいのかがはっきりわかりません。ですから全部abbr要素でマークアップしてしまうのがいいでしょう。
ただし、Internet Explorer 6はabbr要素に未対応です。バージョン7で対応しました。
文中に重要な用語が出てきたときはdfn要素を使いましょう。<dfn>
〜</dfn>
で囲みます。
<p>マウスのボタンを押すことを<dfn>クリック</dfn>といいます。</p>
マウスのボタンを押すことをクリックといいます。
sup要素を使うと上付き文字、sub要素を使う下付き文字を書くことができます。数式や化学式を書き表すときに使えます。
x<sup>2<sup>
CO<sub>2</sub>
x2
CO2
<abbr title="説明">
〜</abbr>
で囲む<dfn>
〜</dfn>
で囲む<sup>
〜</sup>
で囲むと上付き文字、<sub>
〜</sub>
で囲むと下付き文字になる