textarea要素 -- 複数行の入力フィールド

基本データ

textarea要素
文書型 適用 子要素 開始タグ 終了タグ 分類
Strict テキスト 必須 必須 インライン要素
Transitional
Frameset

属性

固有属性

rows="行数"(必須)
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
テキストボックスの表示行数を指定します。表示行数を指定するだけで、入力可能な行数を制限するわけではありません。利用者は好きなだけテキストを入力することができます。この属性は必ず指定する必要があります。
cols=""(必須)
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
テキストボックスの表示幅を文字数で指定します。rows属性と同じく、この属性も1行あたりに入力可能な文字数を制限するわけではありません。この属性は必ず指定する必要があります。
name="部品の名前"
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
テキストボックスに名前をつけます。
readonly
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
部品の値を変更できなくします。変更はできなくなりますが、選択することはできます。この属性が設定されていても、データは送信されます。
disabled
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
部品を選択したり、値を変更したりできなくします。この属性が設定された部品は、データが送信されません。
tabindex="タブの順番"
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
タブの移動する順番を指定します。指定できる値は0?32767です。ユーザーがTABを押すと、タブインデックスの小さい順にフォーカスが移動します。tabindex="0"を指定した要素やtabindex属性を持たない要素は、tabindex属性の値が最も大きい要素にフォーカスが移動した後、順番に選択されます。
accesskey="アクセスキー"
Strict: ○ | Transitional: ○ | Frameset: ○
アクセスキーを指定します。Windows用のInternet ExplorerならAltキーとアクセスキーの同時押しで、要素にアクセスします。どのような動作をするかはブラウザによって異なります。

解説

複数行のテキストボックスとなる要素です。この要素の中身が、テキストボックスの初期値となります。1行テキストボックスを設置するには、input要素を使います。

<p>
<textarea rows="15" cols="30" name="message">
ここにメッセージを書いてください。</textarea><br>
<input type="submit" value="送信">
</p>


Strict DTDの定義

<!ELEMENT TEXTAREA - - (#PCDATA)       -- multi-line text field -->
<!ATTLIST TEXTAREA
  %attrs;                              -- %coreattrs, %i18n, %events --
  name        CDATA          #IMPLIED
  rows        NUMBER         #REQUIRED
  cols        NUMBER         #REQUIRED
  disabled    (disabled)     #IMPLIED  -- unavailable in this context --
  readonly    (readonly)     #IMPLIED
  tabindex    NUMBER         #IMPLIED  -- position in tabbing order --
  accesskey   %Character;    #IMPLIED  -- accessibility key character --
  onfocus     %Script;       #IMPLIED  -- the element got the focus --
  onblur      %Script;       #IMPLIED  -- the element lost the focus --
  onselect    %Script;       #IMPLIED  -- some text was selected --
  onchange    %Script;       #IMPLIED  -- the element value was changed --
  >

Information

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