Shishimushi

Operaの魅力

TERRAZIさんの記事、

これに触発されてか、各地のOperaユーザーが自身のOperaを使う理由を挙げておられる。

元ネタの「○○が□□すべき10の理由」という体裁からは離れているものの、この手の記事は、自分が良いと思うものについて楽しみながら書かれてあるので、読んでいて純粋に面白い。それだけでなく、僕がかつて君Opeさん経由でOperaを使い始めたように、これらは閲覧者がOperaと出会う契機となるかもしれない。各方面のブログの反響を見ていると、そこら辺もなかなか興味深い。

またその関連で、次のようなものを見つけた。

Operaは革新的なブラウザであると言われるが、多くの人は何故かそれを言い損ねている。そこで、私は本当にあなたの日々のブラウジングに役立つ、Operaで利用可能な10の特徴のリストを作成した。拡張機能をダウンロードすれば、これらの若干はFirefoxや他のブラウザにおいて利用可能であるので、Opera特有のものではないとあなたは言うかもしれない。しかし、ここに挙げる機能はOperaが最初に採用したもので、それらはOperaの革新の一部なのだ。

冒頭の異訳

  1. Duplicate this tab
  2. Go to URL
  3. Reload every 30 seconds
  4. Fit to window width
  5. Rewind
  6. Nicknames for collections of sites
  7. Tab closing
  8. Instant back
  9. Page zoom
  10. Crash recovery

一部の人達から熱烈なコメントが寄せられている。その多くがFirefoxに関したもので、「それはExtensionで可能だ」という内容。僕も例の作業において、Firefoxの拡張機能で補えるものが多いなぁという感想を得たので、確かに可能なことは可能だとは思うが、筆者はそういうことを言いたいのではないだろう(これは"Only In Opera" という記事タイトルが招いていることなのかもしれないが)。

さて、僕がOperaを使い始めた理由とは何だったのだろう、とHDDを漁っていたら、Operaに遭遇した際のログを見つけた。その内容を箇条書きにしてみると、

非IE環境
何故かIEを毛嫌いしていたようだ。
タブ機能
MDIという用語を知ったのはずいぶん後。
柔軟なカスタマイズが可能
他ブラウザの限定されたカスタマイズに不満を感じていたようだ。
マウスジェスチャ
とにかく感動していたみたい。
スキン
週一のペースでスキンを変えまくっていた。

これらが当時(約3年前)Operaに惹かれた理由のようだ。そして、

戻る・進むが高速
キャッシュ周りをあれこれ研究していた。
セッション機能
当時は頻繁に落ちていたので助かった。
ズーム機能
見づらいサイトでは問答無用で50%拡大だった。
Opera mail(M2)
フォルダ管理の呪縛からなかなか離れられないでいたが、その画期的な管理方法に脱帽している。
メモ機能
メモしたページのURLを引っ張ってきてくれることに感動している。

という魅力を発見して常用ブラウザとなり、数週間後、トランスウェアへ入金している。その後 使っているうちに、

貼り付けて移動
他ブラウザでストレスを感じる点。
Hotclick Popup Menu
同上。
タブの複製
考えてみると結構使っている。
クィックサーチ
なんでも検索。強力。
ブックマークのニックネーム
F2→ニックネーム 便利。
コンタクトパネル
これも革新的。
リンクパネル
いろいろ便利。詳細は語らず。
レンタリング技術
SSR と MSR。
キーボードショートカット
最近積極的に使っている。ツールバーのボタンが殆ど無くなった。
Opera Show
これに今ハマっている。

と新たな魅力を見出し、とうとうOperaから離れられなくなってしまった。

重要なのは、これらが全て標準機能として備わっているということ。そして、ユーザーはその目的に応じて、取捨選択を図ることができるということ。要らない機能は使わなければいいだけだし、必要な機能は自分好みに取り入れればいい。Firefoxのカスタマイズを粘土細工に譬えるならば、Operaは木彫刻だ。

だから、何がOperaの魅力かと一言で言えば、ユーザーに応じて新たな機能がどんどん引き出されていくことだと思う。

投稿者:芦塚 | 投稿日時: 2006年 5月10日(水) 16:18

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