Shishimushi

WinRARで簡単Operaバックアップ

Operaのバックアップがキーボードショートカットやメニュー、ツールバー上のボタンから一発でできたら、ちょっぴり幸せになりませんか? もしあなたがWindowsユーザーで、WinRARをアーカイバとして利用している場合、それを可能にするツールがあるんです。

準備

上記のページのDownloadから OBLWCLSC.exe をダウンロードして、適当なディレクトリ以下に置いたら、OBLWCLSC.exe を実行し設定を行う。

OBLWCLSC.exe

Opera files and directories to backup

バックアップするファイルやフォルダを選択する。

WinRAR options

WinRARに関する設定。

Paths

パスの指定。

Optional

バックアップファイル作成に関する設定。

バックアップ

設定を済ませてOKを押すと、指定された場所にショートカットファイル(デフォルトだとOpera Backup.lnk)が現れるので、それをクリックすればバックアップディレクトリに Opera-***.rar というファイルが作成される(***は連番になる)。バックアップファイルでメールディレクトリを指定た場合は、Operaを終了させてからでないと上手く圧縮作業が進まないので注意。

うちの環境では「Add backup button next to trash in tab bar」にチェックしてもボタンが作成されなかった。僕はキーボードショートカットで行うから別に構わないが、同じようにボタンが作成されなくて残念に思っている人は、

Button**, "Backup Opera Files"=Execute program, "Opera Backup.lnkまでのパス", , , "Save"

とでもtoolbar.iniに書けばOK。メールもバックアップする人は、

Button**, "Backup & Exit"=Execute program, "Opera Backup.lnkまでのパス", , "Backup & Exit", "Save & Exit"

このような「プログラム実行とほぼ同時にOpera終了」ボタンを置くといいかもしれない(by joshjnz)。toolbar.ini 弄るのめんどくせーってな人は、higeorangeさんのButton Makerを使わせてもらおう。「アクション」にExecute program以下、つまり、

Execute program, "Opera Backup.lnkまでのパス", , , "Save"

または、

Execute program, "Opera Backup.lnkまでのパス", , "Backup & Exit", "Save & Exit"

をコピペして、「ボタンに表示される文字」に Backup Opera Files なり Backup & Exit と適当な文字列を入力したら「ボタンを作る」をクリック。で、あとはドラッグ&ドロップ。

雑感

バックアップ作業の頻度自体が少ないのと、WinRARはシェアウェアだということで、正直このツールの存在は微妙かもしれないです。他にも探せばOperaのバックアップツールがいくつか見つかるので(……どれも昔見かけたのとはちょっと違うな)、そっちを試してみてもいいし、今の作業が煩わしく思えなければそれを続けていけばいいと思います。

ただ、「バックアップなにそれ?おいしいの?」等という人は、どんな形でもいいからバックアップは定期的に行いましょう。「ふーん、あっそう」と思ってこのページを閉じたり、隣のタブに移動したり、別のページを開いたその瞬間、原因不明のクラッシュとともに wand.dat や contacts.adr、opera6.adr が飛んだらかなり痛くないですか? 先ず起こり得ないと思いますが、0%とは言い切れないですよね。恐い。

そんなこと言い出したら、HDD自体恐くなってきて、別の記憶領域に保存しても不安になってきます。ほら、絶対落とすことはできない必修に限って1時限目とかで、朝起きて時計見たら8:45とかで、慌てて飛び出してようやく学校が見えてきた時点で「あれ、ガスの元栓閉めたっけ?」と不安になったりするアレに似ています。で、必修あきらめて帰ったは良いけど、しっかり者の数分前の自分はちゃんと元栓閉めてたりするんですよね。ああ、フランス語(懐古)。

まあ、その、なんです、もっと簡単なバックアップ方法を知っていたら僕に教えるといいですよ。

投稿者:芦塚 | 投稿日時: 2006年 6月27日(火) 01:36

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