Twitter(ついったー)を始めてそれなりに時間が経ち、他人に簡単な説明ができる程度にはこのサービスのことを理解したような気がするので、同士に向けて文章を書いてみようと思います。あまり使いこなしていない系ユーザーですが、こんな考えもあるんだーと軽く読んでもらえると嬉しいです。質問などありましたら、@sakatoriにお気軽に声をかけてください。
公式サイトによるとTwitterは「いまなにしてる?」という質問に短い文章で答えることによって、友だちや家族、職場の同僚とつながり合うサービスです。
とのことですが、これが全てだと思います。
具体的にはブログとチャットを足して2で割ったようなサービスを想像してもらえばいいかと。 各ユーザーはアカウントを取得し、「What are you doing?」(いまなにしてる?)の質問に対して140文字以内で記事を投稿します。その記事は「つぶやき」あるいは「ツイート」と呼ばれます。つぶやきというと小声でこっそり言うイメージが浮かぶかもしれませんが、Twitterも当然webの一部なので全世界に公開されます。なお、ツイートごとに固有のURLが割り当てられます。
自分のホーム( http://twitter.com/null など)には自分のツイート以外に、フォロイー(フォローしたユーザー)のツイートもリアルタイムで表示されます。このツイートの一覧をタイムラインといいます。例えばあなたが「今週の○○、最初から最後までA×Bに萌えっぱなしだった」とツイートしたとしましょう。すると、あなたに賛同するフォロワー達から「公式が最大手!」、「同意です! 私はあの場面が特に萌えでしたー(*´д`*)」という反応が即座に返ってきたり来なかったりします。メールほど堅苦しくなく、チャットほどクローズでもない、気軽なやりとりを楽しむことができます。「ゆるいコミュニケーション」と形容されることもありますが、私は「(相手に話しかける)きっかけが作りやすい」だけと感じています。Twitterは単なる道具でしかなく、それを使って行われるコミュニケーションも結局生身の人と人とのやりとりだからです。
みんなに公開するのはちょっと恥ずかしい……という場合は非公開にして友人だけで楽しむこともできます。勿論、ミニブログ代わりに使って一人で淡々とつぶやき続けるのもありです。
女性に受けそうなサービスだと思ったのですが、日本の場合女性ユーザーは少ないのですね。というわけで前向きに、腐女子がTwitterを使う利点などを考えてみました。
「赤信号みんなで渡れば怖くない」ならぬ「オタクツイートみんなに混ざれば目立たない」的な理由が一つめ。
「私腐女子だし、人が多いところで発言するの恥ずかしいよー」と思う奥ゆかしい人がいると思います。Twitterはとても人気のあるサービスなのでたくさんのユーザーがいますが、ここにはオタクかマニアかギークか変人か変態しかいないのか?というくらい偏った人が多いので、今さら腐女子であることを気にする必要はないというか。腐女子の二次元妄想語りよりアレな発言も多いです。そしてそれを受け入れている人たちもいます(全員でないにしろ)。
他人が変態ツイートをしているから自分も変態ツイートをしていいわけではありませんし、節度をわきまえて利用する必要はありますが「腐女子だから…」、「やおい・BL萌えだから…」という理由で遠慮することはないと思います。どんどん萌えや好きなものをつぶやき倒しましょう。腐女子嫌いは一定数いるのでみんながみんな受け入れてくれるわけではないでしょうが、あなたに共感してくれる人はたくさんいるはずです。
オタクには理性では抑えきれない衝動があり(特に語りたがりの人)、それを解消するための二つめ。
例えば漫画を読んだりゲームをした時感じたことがあったとして、それを発散したい!と思ってもブログを書いたり、二次創作するのは時間がかかり大変です。じっくり考えて表現することはいいことだと思うのですが、自分の中にあるものを今すぐ表現したいことがあると思います。そういう時、たった一言から投稿できるサービスは便利だと思うのですよ。わざわざPCに電源を入れなくても、携帯から更新もできますし。時と場合によっては自分のツイートに乗ってくれる他ユーザーがいて、自分の感情を共有できたりもします。
萌えの発散・共有だけでなく、創作そのものについて、イラスト制作の技術について語りあったりしている人を見るので、情報の共有という意味でもいいかもしれません。140文字で議論するのは難しいですが、肩の力を抜いた井戸端会議もたまには楽しいですよ。
Twitterのシステム自体がアレでナニなので独自ルールはできにくいのではないかという予想と願望の三つめ。
検索避けすべき、公の場(?)で腐話するななど色々面倒な内輪ルールがある腐女子界隈。窮屈です。
Twitter公式サイトではTwitterは「いまなにしてる?」という質問に短い文章で答えることによって、友だちや家族、職場の同僚とつながり合うサービスです。
以外の説明はほどんどないというゆるゆるっぷり・システムがシンプルなので、変な独自ルールは生まれにくく、まったり楽しめそうな気がするのですがどうでしょう。
というか操作していないのにフォローが外れたり(謎)、それでも何故か見えたり(謎)、フォロー通知が抜けたり(謎)、削除してないツイートがいつの間にか見えなくなっていたり(謎)、Operaから投稿できなくなったり(呪)、遅延したり(呆)――と息をするようにごく自然に障害が起きるうえ、その後のフォローもないサービスなので細かいことを気にする人はTwitterに向きません。気にしていたら胃がやられます。アバウトなサービスなのですからこちらも息を詰めず気軽に楽しめばいいのです。
わざわざ画像つきで説明するまでもないのですが、一応書いておきます。
Twitter / ホームから「Twitterに登録する」を選んで、名前、希望アカウント、パスワードなどを埋めます。入力できたら「アカウントを作成する」をクリック!
2011年5月14日現在新規ユーザー登録をすると、各カテゴリーのお勧めユーザーが表示されますが、別にフォローしなくても構いません。何かよく分からん……という場合は無視しましょう。後で自分の好みに合ったユーザーをゆっくり探してフォローすればいいと思います。
これで作業は終了です。ログインしてつぶやいてみましょう。初めてで何を書けばいいのか分からなければ「ついったーなう」などとつぶやけばいいのではないでしょうか。……と、投げやり気味に「Twitterの始め方」の説明は終了です。
ツイートすることに慣れたら、他ユーザーをフォローしてみましょう。ログインした状態で相手のホームにアクセスすると「フォローする」ボタンが表示されるのでフォローしたければボタンをクリックします。こうすると自分のタイムラインにフォローしたユーザーのツイートを流すことができます。
気になるユーザーがいない場合はこの作業をしなくて構いません。
自分のホーム画面からもフォロー・アンフォロー・リプライ・ダイレクトメッセージなどの操作ができます。
デフォルトのままだと味気ないので変更した方がいいと思います。Twitter / アイコンから画像(正方形推奨)をアップロードします。アップロードした画像は基本的に128px×128pxで表示されます。小さすぎる画像を使うと拡大して表示されてぼやけるので、それなりに大きいものを使った方がいいと思います。
他ユーザーへのアピールになり、自分のTwitterにおける顔になるものなので、自分のお気に入り画像をアップロードしましょう。絵描きさんは自作イラストを使っている人が多いようです。楽しい雰囲気のものを使うととっつきやすさがアップします。
デフォルトのままだと味気ないので、何か書いた方がいいと思います。Twitter / 設定の自己紹介欄に160文字で自分の性質やどういう話題が多いかなどを簡潔に書いてみましょう。他ユーザーがあなたのアカウント見た時の判断材料になります。言葉が思いつかない…という場合は自分に関するキーワードを並べるだけでもそれっぽく見えると思います。
「フォロー・アンフォローはご自由に」とだけ書いている人がいますが、フォローもアンフォローも自由に出来て当たり前なのでわざわざ書く必要はないと思います。どうしても書きたいなら「自己紹介+フォロー・アンフォローご自由に」という表現をおすすめします。
気に入ったツイートをFavoriteに入れることができます。自分のツイートでも他人のツイートでもOK。ツイートの上にカーソルを置くとスターのアイコンが出るのでクリックすれば登録完了です。Favoriteしたツイートは「お気に入り」から見ることができます。人気のある発言などはFavotterで分かります。
一通り使いこなせるようになったら、関連のサービスを使ってみましょう。私のお気に入りクライアントはブラウザ上で動作するtwicliです。軽くて見やすくて一通りの操作はできておすすめです! Operaユーザーは http://twicli.neocat.jp/twicli.html をパネルに表示させるといいと思います。
ケータイからつぶやきたい場合は、Mobile Twitterを一度見ることをお勧めします。ケータイやメールを使ってツイートすることができるようになります。
初心者が抱きそうな疑問を勝手に先読みして勝手に答えます。要約すると「細かいことは気にするな」です。
こんな感じでしょうか。気づいたら追記していきたいと思います。ご意見・質問などありましたら@sakatoriにどうぞ。愛想はないですが、私が分かる範囲でお答えします。