「unico diary for CDP」はCSS着せ替えテンプレートプロジェクト(CDP: CSStemplate project)に対応した対応unico diary本体とスキンです。
unico diaryは「az*」( http://www.azworks.org/~az/ ※ドメイン失効)のazunaさんが配布されていた日記CGIです。現在サイトは閉鎖されていますが、オリジナルのアーカイブは http://unico.ifdef.jp/ からダウンロードすることができます。
unico diaryは1990年代後半から2000年代前半ごろまで個人サイトでよく使われていた日記CGIです(二次創作サイトでもよく見ました。というか私も一時期使っていました)。デザインの自由度が高くスキン配布サイトも多い、設定が容易、シンプルで軽い、というところが人気の理由だったと思います。
サーバインストール型ならWordPress、レンタル型ならFC2ブログやlivedoor Blogなどブログツールが普及した現在、「日記CGI」という言葉自体懐かしいものになってしまいました。ブログやSNS全盛の今だからこそ個人サイトの日記CGIがアツい!流れていくログ!タグを閉じ忘れて崩壊するデザイン!素材サイトで配布されていた横幅300pxしかないスキン!リロードする度同じ記事が投稿されたあの頃の思い出! ……というわけで、昔ながらの個人サイト向けにCSS着せ替えテンプレートプロジェクトに対応したunico diary本体とスキンを再配布することにしました。
ログを残すまでもないメモや更新履歴を書くのにそこそこ便利だと思います。メインのブログとは別に、あなたのサイトにもお一ついかがですか。
説明を読むより見る方が早いので動作サンプルと管理画面サンプル(パスワード:test)をご覧ください。ただし、閲覧専用につき書き込みはできません。
ファイル名は違いますが設置方法はオリジナルと同じです。公式マニュアルも参考にしてください。
unico diary for CDPをダウンロードして解凍すると「unico-diary-for-cdp」というフォルダがあります。ファイル構成は以下の通り。
unico-diary-for-cdp/
├csstemplate/ diary.cgiに適応されるCSSなどが入っているフォルダ
├cdp-admin.css 管理画面用CSS
├cdp-log.cgi [600 or 606 or 666] ログ記録ファイル
├cdp-skin.html スキン★
├cdp-style.css unico diary for CDPオリジナルクラス用CSS
├diary.cgi [701 or 705 or 755] CGI本体★
├jcode.pl 日本語コード変換スクリプト(Copyright (c) 1995,1996 Kazumasa Utashiro)
└readme.html 説明書(アップロード不要)
ファイルの編集が必要なのは基本的にdiary.cgiとcdp-skin.htmlだけです。diary.cgiはパスワードを変更してください。cdp-skin.htmlはcsstemplate/style.cssへのパス、サイト名、メニューなどを書き換えてください。
設定が終わったらファイルをアスキーモードでアップロードしてください。cdp-log.cgiとdiary.cgiのパーミッション(レンタルサーバによって違う)を変更すれば動作するはずです。
一応csstemplate/を同梱していますが、既にCDPを使っている方には必要ないと思いますので、アップロードせず削除してくださって構いません。その際はcdp-skin.htmlのcsstemplate/style.cssへのパスを現在使っているものに書き換えてご使用ください。
私は全くCGIの知識がありません。本体の不具合があっても修正できないので、本体のサポートはできません(スキンの不具合は修正します)。設置のサポートも行っておりません。
オリジナルCGI自体サポートが切れて数年経つのでそれを理解した上でご使用ください。