腐女子界隈の常識を考えるということ

オタクカテゴリーの記事が大分増えました。何度か腐女子界隈の独自ルールに言及してきましたが、そうする理由を書いていなかったので備忘録的に書いておきます。

  1. 自分のため。この雑記は私が思ったことを書き留めておく場所だから、その時思ったことを書く。
  2. 以前からやおい界隈における独自ルールに思うことがあった。かつ、テンプレート利用者に二次創作やおいの書き手さんが多かったので、ブログで書けば読んでもらえると思った。私のように考える人もいるということを知ってほしかったので。素材サイトのオタク率(管理人・利用者ともに)は異常。

シンプルです。

「検索避けや伏字をして隠すのは当然のモラル」、「特殊嗜好なんだからやおい・BL表現は自重すべき」、「ナマモノジャンルは特別。地下に潜るべき」、マナーサイトで広められるローカルルール(SBM禁止・ブクマはindex・管理人の嫌なことをするな)などは、腐女子界隈の常識(?)として定着していますが、それは本当に正しいの?という疑念がずっとありました。あと、腐女子界隈に限らずドリーム・擬人化・性転換などでもよく似た自重運動を見ますが。

そして、ローカルルールを守らない人が出た時、「こんな奴がいたら芋づるでジャンルが潰れる!」、「自重しない奴と私達を一緒にしないで!」などヒステリックな反応をして、相手を叩いたり、晒したりという事態が起こることに対しても危機感を抱いています。ナマモノは特に厳しいですね。そういう出来事を見るたび、根拠不明の正しいかどうか分からないルールを守れと強制され、従わなければ潰すと脅したり、相手が閉鎖するまで叩くという行為をしてまで守らなければならないものは何なのか?と思っていました。

私の考えを布教するなんて大それたことは考えていませんが(勿論賛同者がいれば嬉しいですが)、独自ルールに疑問を持っている腐オタもいるという主張です。

自重派腐女子は自重を強いる非腐女子側の心理を知ってほしい

周囲から「腐女子自重しろ!」と言われてその言葉を鵜呑みにする腐女子を多く見ますが、相手が自重を強制する理由も知るべきだと思います。前にも自重だけで腐女子コミュニティを守ることはできるのかで書きましたが、非腐女子の感覚を無批判に受け入れるのは危険なことだと思うのです。

見る側を意識すること自体は大切ですが、非腐女子の一切の感覚(嫌悪感や偏見など)を無批判に受け入れるのは慎重になるべきではないでしょうか。「やおい・BLを嫌いな人がいるのだから隠れろ」という主張を、非腐女子だけでなく腐女子当事者もする――正しいのかどうかすら全く検証していない「一般人」の感覚を腐女子が代弁し、同士に自重を呼びかける――という事実が私には恐ろしいことに感じられてならないのです。

何故腐女子が自重しなければいけないのか?と問うと、「ホモが気持ち悪い」、「原作を汚している」、「俺or私が嫌いだから」、「女が男に欲望を持つのが許せない」のようなコテコテの差別的発言が返ってくることも多いです。そんな非腐女子の偏見や嫌悪感を腐女子がまるまる受け入れて、彼女達が同士にまた自重を訴える、というのは不毛だと思うのですよ。「やおいが嫌いだ」という人の気持ちは否定しません、というか寧ろ肯定されるべきだと思います。しかし、不快だから目の前から消えろという、嗜好の不一致による排除になると別です。色々な人が集まるコミュニティにおいて嫌いだから隔離・削除なんてただの差別です。嫌いながらでも距離置くなり何なりして共生していかないと。

やおい・BLが好きだからという理由だけで書き手も読み手も萎縮してほしくない

別にその人が自重したければ好きなだけ自重すればいいですが、強制されるのは違うよなーと。例えば、検索避けする・しないも管理人が選択できるような腐女子界隈になってほしいと思っています。独自ルールを守らなければ制裁を受けて当然、という空気もなくなってほしいです。差別と嫌悪の再生産は不毛なのでさっさと断ち切ってしまいたい、これが私の願いです。

腐女子界隈は知られたくない・語られたくないとされるジャンルも多いので、そういう人にとって私の記事は不快だと思います。事実、何度か「せっかく隠れてやってるのに、何故腐女子を人目に晒すような記事を書くのですか? 管理人さんは楽しいかもしれませんが不快です」、「あなたのように自重しない人がいるから良識ある腐女子が誤解され、迷惑を蒙る」という批判も受けたし。

あなたにとって私は敵に見えるかもしれませんが私は腐女子に敵意は持っていません、とだけ今は書かせていただきます。

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オタク
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URL
http://az-store.nrym.org/note/2009/08/29/80
SAKATORI Kihiro www@nrym.org
Published: 2009-08-29
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