RSSとはwebサイトの更新情報・記事の概要などを配信するための文書フォーマットの総称です。一口に言っても"RDF Site Summary"、"Rich Site Summary"、"Really Simple Syndication"など名称の異なる規格が複数あるのですが、ここでは大雑把に「更新情報・記事の概要などを自動的に知らせてくれるもの」と捉えておいてください。因に似たようなフォーマットでAtomというものもあります。
フィードアイコン()や「RSS/Atom」という単語をBlogやニュースサイトなどで見たことがある人は多いと思います。webページまたはブラウザのアドレスバーにフィードアイコンが表示されていたり、RSSやAtomのリンクがあるサイトでは更新情報などが配信されています。
RSSを購読するためには、RSSリーダーがついているブラウザか専用のソフトが必要です。RSSに対応した状態でリンクをクリックすると、登録したサイトの更新情報を自動的に受け取ることができます。WWWCなどの更新チェッカーツールは閲覧者が手動でwebサイトの更新を調べなければなりませんでしたが、RSSはタイトルや要約などのデータも一緒に知らせてくれるので、効率のいい情報収集ができます。
Windows&Internet Explorer6ユーザーは「RSSという言葉は聞いたことあるがよく分からない…」という方が多いかもしれません。しかし、Firefox、Opera、Netscape Browser8、Safariなどのモダンブラウザには標準でRSSリーダーがついています。「Windowsで圧倒的シェアを誇るIE6で対応しておらず、専用のソフトをインストールしなければ使えない」というのがRSSの普及を妨げる原因の一つだと思いますが、7から「Webフィード」という機能がつきました。これからIE6ユーザーは7にアップデートしていくでしょうから、今後はブラウザにデフォルトで入ってるRSSリーダーを使う人も増えてくるでしょう。
RSSを配信すること自体は大して難しくないので、トップページから更新情報を流してみましょう。
使用するのはRSS Writerというフリーソフトです。RSS1.0形式でファイルを作ることができます。Headline-Editor Lite版でもいいですが、説明はRSS Writer前提で行っています。
まず、ダウンロードファイルは圧縮してあるので解凍してください。解凍されたフォルダの中にRSSWriter.exeがあるので、それをダブルクリックして作動させます。
- まずは自分のサイトURL、サイト名、配信するデータ数を入力します(初回のみ)
- メニューの「追加」を押し、登録画面上でデータを入力してOKを押します。
- データがリストアップされます。クリックすることで内容確認できます。
- 必要に応じてデータの編集・削除・並べ替えを行います。
- メニューの「RSS作成」を押して、rdfファイルを書き出します。
- できたrdfをサーバーにアップロードします。
配布サイトに説明があります。例により下は私なりの解説です。
最初は自分のサイトのURLとサイト名を入力します。
次に左上の「追加(A)」ボタンをクリックします。「Item追加・編集」ウィンドウが開くので更新内容を入力していきます。
配信したい更新内容を書き終わったら、右端の「RSS作成(R)」をクリックして任意の名前で保存します。ここではrss.rdfとしました。保存先はサイトのトップページと同じフォルダが便利だと思います。
RSSを配信するページ(インデックスやメニューなど)を開き、head内に<link rel="alternate" href="./rss.rdf" type="application/rss+xml" title="【サイト名】の更新情報">の一行を追加します。titleは適宜変更してください。
Opera、FirefoxなどRSSリーダーがついているブラウザはheadにrdfのリンクを埋め込むだけでアドレスバーにフィードアイコンが表示されます。しかし、html内にもリンクやアイコンがあると視覚的に分かりやすいのでつけておきましょう。フィードアイコンはFeed IconsからDLできます。 当サイトのRSSはこんな感じです。
<p id="rss"><a href="./rss.rdf"title="RSS1.0">更新情報を取得</a></p>
p#rss{
margin:0 1em;
padding:0.5em 0 0.5em 21px;/* フィードアイコンの横幅+5px程度の余白 */
background:url('./フィードアイコンまでのパス/rss.gif') no-repeat 0 50%;
}
フィードアイコンは基本的にオレンジですが、カスタマイズして使いたいという方もいると思います。改造して使いたいという方はmozilla:フィードアイコンガイドラインに目を通しておくといいでしょう。しかしIE7やOperaのフィードアイコンもこのオレンジ色を採用していますし、特に拘りがなければこのままでいいと思います。
準備ができたら、インデックスやメニューなどの分かりやすいところにrss.rdfへのリンクを張ります。
最後にrss.rdf、html、フィードアイコン、CSSなど編集したファイルをアップロードして完了です。自分のサイトにアクセスしてRSSリーダーで確認して正常に購読できれば完了です。
今後は更新する度に内容を書き足してアップロードしてください。
無事RSSを配信できるようになりました。しかし、RSSのリンクをクリックするとXMLが展開してしまいます。RSSのことを知らない人は「何故ソースが表示されるのか」と疑問に思うでしょう。
そこでリンクをクリックするとRSSのURLをJavascriptのウィンドウで表示してくれるスクリプト「SYNCK GRAPHICA:RSSのURLのアレ」を紹介します。XMLを展開しなくてもURLを取得できる方が初心者にとって便利だと思うので、RSSを配信する時は併せて使ってみてください。
設置方法はまずhead内に<script type="text/javascript" src="./RSSのURLのアレまでのパス/getrssurl.js"></script>を埋め込みます。そしてRSSへのリンクを表示させたいところに<a href="./rss.rdf" id="getRssUrl" onclick="getRSSurl(this.id);" onkeypress="getRSSurl(this.id);" title="RSS1.0">更新情報を取得</a>を書き加えます。idのgetRssUrlは変更しても構いません。
getrssurl.jsとhtmlをアップロードし、RSSのリンクをクリックします。
このようにJavascriptのウィンドウが開き、RSSのURLが表示されれば無事動いています。なお、Javascriptが無効になっている時はXMLが展開します。
初出:2007年5月30日
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