擬人化王国を見ました。全ての存在よヒトになれ――。
はオタクオタクしていていい言葉です。
女性の(あるいは男性同性愛者の)画師さんが偶々この手のものを手がけていないだけなのか、それとも、女性は一般的に、非生物を男性に擬人化して萌え要素を見出すという感覚を持ち合わせていないのかはわかりませんが、(*´д`*)ハァハァな男性キャラクターが居てもいいと思うんですけどね。
確かにハァハァ(AA略)な男性キャラクターがいてもいいというか、いるべきですね。しかし萌え擬人化はどちらかと言うと男性オタク向けジャンルっぽいので、きゃるんぴきゃるんぴした女性キャラクターが多いのは仕方がないのかもしれません。女性オタク向け擬人化もあるにはあるのですが、やはり男性オタク向けと比べると種類も規模も桁が違うという…。
というわけで、数年前から考えていた女オタク向けの擬人化ネタを公開します。Wassrからの転載です。誤字もそのまま。「女性向け」=「ボーイズラブ」と受け取った方には残念な内容です…と言いつつ、サイレントマジョリティー(謎)の意向を考慮して多少のボーイズラブ要素を含みますが。「拡張」、「脆弱性」という言葉に官能を感じた方には確実に残念な内容です。
参考までに、最近webで見たブラウザ擬人化ネタはIE×Firefox を考えてみる(JamDiary-twig)、蜘蛛の糸(俺的グッジョブ)、フォクすけ擬人化計画、ブラウザ・ストーリー~ブラウザ大戦記(あまたの何かしら。)です。ブラウザ大戦記は非オタク系ですが、知識とユーモアがあるということは素晴らしいことだと思いました。
メジャー四種のブラウザがメインキャラクターでOperaが主人公。いくらなんでも男が多すぎ…。でも伝家の宝刀・女体化があるのでよしとします(例:ふぉくす夫→ふぉくす代[lolifox])。
男。主人公。所謂「おぺらきゅん」。IE対ネスケの第一次ブラウザ戦争時代を知る古参で、波乱の時代を生き抜いた
男。所謂「ふぉくす夫」。モジラファミリー筆頭で、兄にネットスケープとモジラがいる。豊富な拡張機能が売り。長いIE支配により疲弊した人々に温かく迎え入れられ、瞬く間に反IE最大勢力に成長した。打倒IEに燃え日々精進しているが、3リリース後からはSafariにも対決姿勢をとるようになった。あのイベントがIE×Fx派とSafari×Fx派のカップリング論争の種になることを、腐女子以外の誰が知るだろうか。
男。モザイクの子でネスケの弟。圧倒的シェアを誇るが敵も多い。ネスケとシェア争奪をしていた頃は勤勉だったが、ライバル消滅後は気力を失ってニート化、相手がいないと何もできないダメ男ぶりを世界に見せつけた。第二次ブラウザ戦争突入後はFx他対抗ブラウザの脅威を多少感じ、雀の涙ほどweb標準準拠に努めるようになった。ペットとして馬(スレイプニル・グラニ)を飼っている。Donut Familyというメーカーのドーナツが好物。
男。MacIEの後釜をオペラやモジラに狙われていたが、コンカラー(KHTML)の力を借りてMac標準ブラウザの地位を手に入れた。ユーザー獲得のためにiTunesやQuickTimeを持ってWindows界にも進出した。Windows版をリリースするにあたり、様々な洗礼(バグやバグやバグなど)を受けたり、セキュリティ問題でMSや消費者団体から警告を受けたりと、抜けたところがある。口がかなり悪い。
男。WWWの普及に貢献した先史時代の代表的なブラウザ。現役引退済み。子どもはネスケとIEがいる。登場人物が少年少女ばかりなので、リンクスとともに青年(保護者ポジション)キャラクターとして出演。
男。モザイクと同期。テキストブラウザという性質ゆえあまりUIが変わらず、他のブラウザ達の間で「生きた化石」、「波紋使い」と噂される。今も昔もブラウザ戦争という言葉は無縁な場所で、愛好家達と楽しく暮らしている。
女。愛称は「しぃ」。モジラファミリー・モジラブラウザの後続。Fxにいいとこどりされてしまったが、現在もユーザー達のために頑張っている。
女。愛称は「バー子」。ブラウザではなくメーラー。モジラの妹で、Fxとは双子の兄妹的な関係にある。同じモジラファミリーのサンバードとは無関係。
男。影が薄いW3C製ブラウザ。バージョン10を超える長寿ブラウザだが、常に体調が悪く休養している。彼が一線に立つ日はいつくるのだろうか。
男。1990年代中盤まで栄華を極めたモジラファミリーの祖。モザイクの子でIEの兄。その人生はブラウザ版平家物語として現在も語り継がれる。
1993年に登場したNCSA Mosaicはインターネットブームの火付け役となり、WWWは大衆化した。
Mosaicは当然日本でも使われていた。この国の同人では古くから擬人化が盛んで、漫画やアニメの動物や無生物を題材とした作品がたくさん作られていた。主に学術的目的で利用されていたブラウザもオタクな学生たちの逞しい妄想力により擬人化されることとなる。
萌え属性と人格と実体を与えられたモザイクだったが、擬人化古参の「鳥獣人物戯画」コミュニティ、腐女子達から絶大な支持を受ける「郵便受け」コミュニティなどの強大な派閥が既に存在しており、生まれたばかりの弱小ブラウザに居場所はなかった。
モザイクは息子のネスケ・IE、そして知人のリンクスとともに自分たちの居場所を求めて旅立った。