【転載】「Japanese only.」は禁句

何の為の「Japanese only.」なのか

ウェブサイトに行くと、「Japanese only.」と書かれている事が良くあります。これは、運営経験が薄かったり、ただ単に勉強不足なだけだったりする初心者の方が書いてしまう事が多いです。「Japanese only.」は、きっと「日本語のみ」と云う意味だと思っているのでしょう。

確かに、Japaneseは日本語と云う意味で使われる事もある為、上記の和訳は文法的には間違っているものではないでしょう。然し、これを外国の方が見たら、頭の中でどう認識するのでしょうか。

「Japanese only.」が日本語のみと解釈するのは、それを書いている日本人くらいなもので、実際外国人が見ると、日本人のみと受け取られてしまうそうです。「Mike is not Japanese.」=「マイクは日本人ではありません」の様な使い方が圧倒的に多く、「マイクは日本語ではありません」の様に訳す事は先ずありません。

辞書で調べても、日本人が最初に来る事が圧倒的に多く、日本語の時は「The Japanese Language.」を書く方が主流です。よって、「Japanese only.」は日本人のみと受け取られ、最悪、日本人以外は禁止の様な意味にもなってしまいます。

例えば、Staff only=関係者以外立入禁止となる様に、Japanese only=日本人以外立入禁止と受け取る事も、決して変な事ではありません。

そうなると、差別の問題となる為、可也危険です。

「日本語のみ」と書くには

実際に「日本語のみ」と明示したい場合は、以下の様に書く事が望ましいです。

又、以下の様に書く事も出来ます。

Written in Japanese. Japanese fonts required to view this website.
日本語で書かれています。このウェブサイトを見るには日本語のフォントが必要です。
This website is written in Japanese(Shift_JIS).
このウェブサイトは日本語(シフトJIS)で書かれています。
This website is written in Japanese(EUC).
このウェブサイトは日本語(EUC)で書かれています。
This website is written in Japanese(Unicode).
このウェブサイトは日本語(Unicode)で書かれています。
Encoding of this website is Japanese(Shift_JIS).
このウェブサイトのエンコードは日本語(シフトJIS)です。
Encoding of this website is Japanese(EUC).
このウェブサイトのエンコードは日本語(EUC)です。
Encoding of this website is Japanese(Unicode).
このウェブサイトのエンコードは日本語(Unicode)です。
I can't understand any languages other than Japanese.
私は日本語以外の言語が分かりません。

これなら、少なくとも「日本人のみ」にはなりません。安心してお使い下さい。

全角でJapanese only.はダサい

Japanese only.だけでも問題なのに、それを全角で「Japanese only.」と書くサイトがありますが、これは一言で言ってダサいです。全角文字は、例えアルファベットだろうと日本語フォントとして扱われる為、1バイト文字を扱う国の方は閲覧出来ません。文字化けします。

詰まり、全角のJapanese only.は日本人しか読めず、外人の方は、まさか自分に対しての言葉だとは思わないでしょう。これくらいなら、まだ半角でJapanese only.と書いておいた方がマシです。

日本人からすると限りなくダサいので、書くならせめて半角にしましょう。

sorryもダサい

sorry, Japanese only.と書くサイトもありますが、これはもっとダサいです。日本人が日本語を書くのは至極当たり前な事ですし、他国の言語が扱えないからと云って格好悪い訳でもありません。

寧ろ、「日本語を知らないほうが悪いんだ」と言っても良い位です。しかも、英語圏では謝罪と云うのは日本人が思っている以上に重いものであり、そう簡単に謝るものでもありません。日本人であり、日本語を話せるなら、それだけで十分だと言えます。よって、最初から謝る必要もありませんし、謝るくらいなら外国語のリソースも用意しておくべきです。

自分の利益の為にペコペコしなければならないサラリーマンとは違いますので、堂々としておきましょう。

転載元リソース情報

この文書のURI
http://lan.rgr.jp/essay/jponly
作成日
二千五年四月四日
更新日
二千五年七月二十七日

2008年5月14日