noscript要素 -- スクリプトが動作しない環境の内容

基本データ

noscript要素
文書型 適用 子要素 開始タグ 終了タグ 分類
Strict ブロックレベル要素 必須 必須 ブロックレベル要素
Transitional インライン要素 ブロックレベル要素
Frameset

属性

解説

スクリプトを実行しないよう設定しているか、スクリプトが実行できない環境で、代わりに表示する内容を表します。script要素と違い、この要素はブロックレベル要素に分類されます。また、中身になれるのもブロックレベル要素のみです。(Transitional DTDとFrameset DTDはこの限りではありません。)

スクリプトが実行できないと内容が伝わらないような場合は、代わりになるものをnoscript要素内に記述するか、代替文書へのリンクを提供するようにしましょう。スクリプトを実行できなくても閲覧に支障をきたさないならば、必ずしもnoscript要素を使う必要はありません。

<noscript>
  <p>当サイトではJavaScriptを使ったナビゲーションを
  提供しています。JavaScriptを実行できない環境の方は
  <a href="alt.html">代替ページ</a>をご利用ください。</p>
</noscript>

スクリプトを実行できないと閲覧できないようなページで、

<noscript>
  <p>このページを見るにはJavaScriptを有効にしてください。</p>
</noscript>

と、しているのをよく見かけますが、これはあまりよろしくありません。スクリプトがオフでも閲覧できるようnoscript要素の中身を工夫するか、スクリプトを使うこと自体を諦めてしまいましょう。

Strict DTDの定義

<!ELEMENT NOSCRIPT - - (%block;)+
  -- alternate content container for non script-based rendering -->
<!ATTLIST NOSCRIPT
  %attrs;                              -- %coreattrs, %i18n, %events --
  >

Information

現在の位置