1年くらい前からずっと論争が起こっていない。かつては「ナビゲーションをlink要素のみで提供するのは是か非か」「p要素の中にobject要素を入れるのはありか」「出典の明示はcite要素かcite属性か」など、ストリクターの間で様々な議論が戦わされた。だが、ここ最近はずっとそれがない。おもしろくない。確かにブログなどでは様々な意見が取り交わされているのだが、それは論争ではなく議論の体裁をとっている。議論の参加者は対象から距離を置いて冷静に客観視しようとする。これは全然悪いことではないのだが、おもしろくない。例えるなら、皆が優等生なのだ。何となく人間味がない。それよりも私は論争が好きだ。論争が起こるとわくわくしてしまう。そこで飛び交う様々な意見はブログ界隈で行われている議論に比べれば稚拙かもしれないし、引用・反論の繰り返しで収拾がつかないのが大抵だ。得られる知見は殆どないかもしれない。だが、それでもいいのだ。気分は高揚し、どんどん筆が進む。あの感覚がいい。後で読み返して「ああ、なんて幼稚なことを書いてたんだ」とたびたび後悔することになるのだが、それもいい。優等生だらけのクラスよりは、色んな奴がいてああだこうだと言い合う方がおもしろいでしょ。というわけで、誰かに論争を起こしてもらいたいと思う今日このごろ。
2008年6月10日
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